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『水晶玉と伝説の剣』 ヴィクトリア・ハンリー著 徳間書店
これぞまさにファンタジー。小学生の頃に読んだのですが、六、七年ぶりに再読。
水晶玉によって先見の力を持った王女と、彼女の国に滅ぼされた国の王子が色々な苦難や陰謀やらを乗り越えて結ばれる、というロマンチックファンタジー。ドラゴンも魔王も出てきませんが、王道。
小中学生に一回は読んでもらいたいと思う本ベストテンに間違いなく入ります、これ。高校生になってから読むと、ヒロインが陰謀に巻き込まれたりするのが十五歳の時なので複雑な気分に……そっか、十五歳なのか。
ちなみに続編も出てます、あかね書房より『ヒーラーズ・キープ』上下巻。今度は彼らの娘たちの世代の話ですが、こちらもお勧め。
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『まんがキッチン』 福田里香 アスペクト
古今東西様々な少女漫画をイメージしたお菓子を紹介した一冊。漫画家さんとの対談も載っているので、料理本としてだけでなく読み物としても楽しめます。
でも問題なのは読んでいると段々とお腹が減ってくるってこと。そんな時は何か作ってみましょう。まだ作ってませんが、学生街のチーズケーキなんてのが美味しそうです。
ざっと作品のあらすじなんかも書かれているので、何か読んでみたくなります。百鬼夜行抄とか気になるんですけどー。
ちなみに表紙はハチクロの羽海野チカさん。可愛らしい絵柄にほんわかします。
『北の王国』 童門冬二著 学陽書房
上杉景勝に仕えた戦国武将、直江兼続の生涯を描いた歴史小説。ちなみにハードで上下巻。来年の大河兼続だし無双ではまっちゃったので調子に乗って読んでみました。表紙の愛兜にちょっと笑った……!
歴史モノな割には文章が固くなく、サクサク気軽に読めました。奥方のお船様素敵すぎ。
同じ童門さんの作品で『小説 石田三成』なるものもあります(未読)
気になる方はそちらもどうぞ。